--- slug: /ja/sql-reference/table-functions/redis sidebar_position: 170 sidebar_label: redis --- # redis このテーブル関数は、ClickHouseを[Redis](https://redis.io/)と統合するためのものです。 **構文** ```sql redis(host:port, key, structure[, db_index[, password[, pool_size]]]) ``` **引数** - `host:port` — Redisサーバーのアドレス。ポートを指定しない場合はデフォルトでRedisのポート6379が使用されます。 - `key` — カラムリスト内の任意のカラム名。 - `structure` — この関数により返されるClickHouseテーブルのスキーマ。 - `db_index` — Redisのデータベースインデックスで、範囲は0から15です。デフォルトは0です。 - `password` — ユーザーのパスワード。デフォルトは空文字列です。 - `pool_size` — Redisの最大接続プールサイズ。デフォルトは16です。 - `primary`は指定する必要があり、主キーには1つのカラムのみをサポートします。主キーはRedisキーとしてバイナリシリアライズされます。 - 主キー以外のカラムは、対応する順序でRedisの値としてバイナリシリアライズされます。 - キーが等しいかフィルタリングされているクエリは、Redisからのマルチキー検索に最適化されます。フィルタリングキーなしのクエリは、全テーブルスキャンが行われるため、重い操作になります。 現在、`redis`テーブル関数には[名前付きコレクション](/docs/ja/operations/named-collections.md)はサポートされていません。 **返される値** Redisキーとしてのキーを持つテーブルオブジェクト。他のカラムはRedis値としてパッケージ化されます。 ## 使用例 {#usage-example} Redisから読み込む: ```sql SELECT * FROM redis( 'redis1:6379', 'key', 'key String, v1 String, v2 UInt32' ) ``` Redisに挿入する: ```sql INSERT INTO TABLE FUNCTION redis( 'redis1:6379', 'key', 'key String, v1 String, v2 UInt32') values ('1', '1', 1); ``` **参照** - [`Redis`テーブルエンジン](/docs/ja/engines/table-engines/integrations/redis.md) - [Dictionaryソースとしてredisを使用する](/docs/ja/sql-reference/dictionaries/index.md#redis)