--- slug: /ja/development/build-cross-riscv sidebar_position: 68 title: LinuxでRISC-V 64アーキテクチャ用ClickHouseをビルドする方法 sidebar_label: RISC-V 64用Linuxでのビルド --- 執筆時点(2021年11月11日)では、RISC-V用のビルドは非常にエクスペリメンタルと考えられています。すべての機能を有効にすることはできません。 これは、Linuxマシンを持っていて、そのマシンでRISC-V 64 CPUアーキテクチャを備えた別のLinuxマシンで実行する`clickhouse`バイナリをビルドしたい場合の手順です。これはLinuxサーバーで実行される継続的インテグレーションチェック用に意図されています。 RISC-V 64用のクロスビルドは[ビルド手順](../development/build.md)に基づいているため、まずそれに従ってください。 ## Clang-18のインストール あなたのUbuntuまたはDebian環境に合わせて、https://apt.llvm.org/ の指示に従ってください。または以下のコマンドを実行します。 ``` sudo bash -c "$(wget -O - https://apt.llvm.org/llvm.sh)" ``` ## ClickHouseをビルドする {#build-clickhouse} ``` bash cd ClickHouse mkdir build-riscv64 CC=clang-18 CXX=clang++-18 cmake . -Bbuild-riscv64 -G Ninja -DCMAKE_TOOLCHAIN_FILE=cmake/linux/toolchain-riscv64.cmake -DGLIBC_COMPATIBILITY=OFF -DENABLE_LDAP=OFF -DOPENSSL_NO_ASM=ON -DENABLE_JEMALLOC=ON -DENABLE_PARQUET=OFF -DENABLE_GRPC=OFF -DENABLE_HDFS=OFF -DENABLE_MYSQL=OFF ninja -C build-riscv64 ``` 生成されたバイナリはRISC-V 64 CPUアーキテクチャを持つLinuxでのみ実行可能です。