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/ja/engines/table-engines/ | テーブルエンジン | 26 | はじめに |
テーブルエンジン
テーブルエンジン(テーブルの種類)は次の点を決定します:
- データの保存方法と保存場所、書き込みおよび読み込み先。
- サポートされているクエリとその方法。
- 同時データアクセス。
- インデックスの使用(存在する場合)。
- マルチスレッドでの要求実行が可能かどうか。
- データレプリケーションのパラメータ。
エンジンファミリー
MergeTree
高負荷タスク向けの最も汎用的かつ機能的なテーブルエンジンです。これらエンジンの共通の特徴は、データの迅速な挿入とその後のバックグラウンドでのデータ処理です。MergeTree
ファミリーエンジンはデータのレプリケーション(エンジンのReplicated* バージョン)、パーティション、二次データスキッピングインデックスなど、他のエンジンでサポートされていない機能をサポートしています。
このファミリーに含まれるエンジン:
- MergeTree
- ReplacingMergeTree
- SummingMergeTree
- AggregatingMergeTree
- CollapsingMergeTree
- VersionedCollapsingMergeTree
- GraphiteMergeTree
Log
最小の機能を持つ軽量なエンジンです。小規模なテーブル(最大約100万行)を迅速に書き込み、その後全体を読み取りたい場合に最も効果的です。
このファミリーに含まれるエンジン:
インテグレーションエンジン
他のデータストレージおよび処理システムと通信するためのエンジンです。
このファミリーに含まれるエンジン:
特殊エンジン
このファミリーに含まれるエンジン:
仮想カラム
仮想カラムは、エンジンのソースコード内で定義されている統合テーブルエンジンの属性です。
CREATE TABLE
クエリで仮想カラムを指定すべきではなく、SHOW CREATE TABLE
や DESCRIBE TABLE
クエリの結果に仮想カラムが表示されることはありません。仮想カラムは読み取り専用のため、仮想カラムにデータを挿入することもできません。
仮想カラムからデータを選択するには、SELECT
クエリでその名前を指定する必要があります。SELECT *
では仮想カラムの値は返されません。
テーブルを作成する際に、仮想カラムと同じ名前のカラムを作成した場合、仮想カラムは使用できなくなります。このようなことはお勧めしません。衝突を避けるために、仮想カラムの名前には通常アンダースコアを接頭辞として付けられています。